前回の続きです。
増設するライトについては、以前から検討していたのですが、既製品だと設置の向きに制限があったり、ちょうどいいサイズのものを探すのが難しい、といった問題があり、そのあたりの融通が効きそうなLEDテープライト(以下、テープライト)を探すことにしました。
テープライトは、テープ状になっている回路の上に一定の間隔でLEDが並んでいます。LEDが発光するとライトの粒々が目立つものも多いですが、最近はラインテープという、粒が小さくほぼ線状に光るものもでてきています。今回は、以下のラインテープを使うことにしました。
価格は高めですが、2.5cm単位で長さを指定できる(最大5m)ので無駄がなく、照らされたモノの見え方もよさそう(演色値Ra90)です。
このテープライトの電源には直流12Vが必要なので、ダウンライトの送り線からとった電源をACアダプタでDCに変換します。ACアダプタの出力電流は、使用するテープライトの長さから計算します。今回は洗面所の鏡の左右に、1m弱のテープライトを2本使用します。テープライトの定格電流 (0.83A/m) から計算すると、2mを使っても必要な電流は2A以下なので、最大出力5AのACアダプタなら十分余裕がありそうです。
その他には、ACアダプタの分岐ケーブルなど、ACアダプタからテープライトまで配線するためのケーブル類も必要になります。基本的にDCプラグとDCジャックをつないで配線できるようケーブルを選びましたが、配線の都合、テープライトの入力線と、そこに繋がるケーブルの末端は線出し(ケーブル加工なし)にします。
また、今回は洗面所の水がかかる可能性がある場所に設置するので、防水についても考慮する必要があります。テープライト自体が防水仕様のものもありますが、今回は意匠的なことも考え、以下の防水ケースに入れることにしました(テープライト自体は非防水のものを使用)。
ケースに入れることで、眩しさを和らげることも期待できます。このケースの長さも1cm単位でオーダーできます。
使用するライトの目処もついたので、必要な部材を注文して、到着するのを待ちます。
(つづく)
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