年末年始は下記の期間をお休みさせていただきます。
2022/12/28(水)〜 新年 2023/1/4(水)
新年は1/5(木)から営業になります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
誠に勝手ながら、都合により11/4(金)は臨時休業とさせていただきます。
たいへんご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
ニルキューブカレンダーでご確認いただけます。
https://nilquebe.com/#calendar
誠に勝手ながら、都合により8/6(土)は臨時休業とさせていただきます。
たいへんご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
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誠に勝手ながら、下記の日にちを夏季休業とさせていただきます。
8/11(木祝)〜 8/15(月)
ニルキューブのカレンダーでご確認いただけます。
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ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
誠に勝手ながら、都合により5/14(土)は臨時休業とさせていただきます。
たいへんご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
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ゴールデンウィークは下記の期間を休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。設置後の写真 |
必要な部材や工具が揃ったので、工事にとりかかります。まずは、天井裏にLANケーブルを通すために、ルーター側の天井を開けます。
会議室側の天井裏からルーター側を覗くと、こんな感じです。ルーター側までの距離は、およそ4メートルあります。
天井裏にLANケーブルを配線するために、ケーブルキャッチャーを使います。
ケーブルキャッチャーは太い釣竿のような構造になっているので、会議室側からルーター側にぐんぐん伸ばします。
会議室側 |
先端がルーター側に届いたら、
ルーター側 |
ケーブルキャッチャーの先端にLANケーブルをビニールテープで巻きつけます。
ケーブルキャッチャーを縮めて、LANケーブルが会議室まで届いたら、天井板に穴を開けてLANケーブルを通してから、天井板を閉じます。
次に、モール類を固定していきます。まずは、天井穴のカバー(マルチコーナー)を取り付けます。
カバーの収まりは問題なさそうなので、
いったんカバーを外して、下にモールを伸ばしていきます。
モールの長さを調整して、
モールが下まで伸びました。
次は、LANケーブルの末端にジャックを取り付けます。LANケーブルの先端をニッパーで切断したら、あらかじめ露出ボックスに通しておきます(先にジャックを取り付けると、露出ボックスに通らなくなってしまうので)。
取扱説明書 (PDF) を見ながら、ジャックのワイヤキャップ(青いパーツ)にLANケーブルの芯線を結線していきます。なかなか手こずりましたが、やっとのことで結線できました。
余分な芯線をカットして、ワイヤキャップを専用工具でジャックに押し込んでから、コンセント取り付け枠にはめ込みます。
この状態で、ジャックに別のLANケーブルをつないで通信状態を確認たところ、問題なさそうだったので、あとは仕上げです。
モールの先端に、露出ボックスを突き当てるように固定します。
ジャックをはめ込んだコンセント取付枠を
露出ボックスに固定してから、
プレートをつけます。
あとは、LANケーブルをモールに収めて
カバー類を取り付ければ
マルチコーナー |
モールのカバー |
ジョイントカバー |
ブッシング |
完成です!
会議室に有線LANを設置するためのおおまかな方針が決まったので、必要になる部材や工具を選定します
LANケーブルの選定にあたっては、ケーブルの種類(カテゴリ、単線/より線、STP/UTP)やコネクタの有無を決める必要があります。
LANケーブルは、カテゴリによって通信速度の理論的な上限が決まります。
現状のネットワーク機器や上位回線の速度から判断するとCAT6でも十分でしたが、将来的なことを考えてCAT6Aにします。
CAT6Aのケーブル内には8本の芯線が通っています。この芯線は単線のものと、より線のものがあります。より線は単線にくらべると曲げやすく取り回しはいいのですが、ケーブルが長くなるとノイズが乗りやすく通信速度も落ちやすいので、単線にします。
LANケーブルにはSTP(シールド処理されたもの)とUTP(シールド処理されていない)ものがありますが、多くのネットワーク機器が設置されていてノイズなどが問題になる場合を除いては、UTPで問題なさそうです。
天井などにLANケーブルを通す場合、通常はコネクタがついていないケーブルを通して、後からコネクタをつけるのですが、コネクタなしのケーブルは一番短いものでも100mからの販売になります。CAT6Aのケーブルは、現時点ではまだまだ高価ですし、自分でコネクタをつけるには専用の工具も必要になるので、今回はコネクタつきのケーブルを用意することにしました。
ということで、単線UTPでコネクタつきCAT6Aケーブルとして、以下を購入しました。
上記のLANケーブルの片側は、コネクタ(プラグ)を切断してジャックに付け替えます。ジャックをつけるには、LANケーブルの被覆を芯線を傷つけないように剥く必要がります。カッターなどでも剥けるのですが、力加減が割と微妙なので、専用の工具を使うことにします。
ジャックは、CAT6A対応で、壁コンセントに接続可能なものを探しました。いくつかのメーカーで取り扱いがありましたが、今回はPanduitのJISプレート用ジャックキットを選びました。このジャックにケーブルを接続する時に使う専用工具も合わせて購入しました。
上記のジャックキットを固定するコンセント取付枠と、そのプレートです。手持ちのものを使ったので、プレートの色味や形状が露出ボックス(後述)とは少しずれています。
露出配線なので、コンセント取付枠を固定するための露出ボックスを用意します。天井から露出ボックスまでのケーブルを覆うためのモールやカバーも選びます。今回はマサル工業のニュー・エフモールシリーズにしました。
露出ボックスなどを固定するためにM4のビスを使います。石膏ボードは直接ビスが効かないのでボードアンカーも必要です。
これで、やっと必要な部材や工具が揃ったので、工事にとりかかります。
(つづく)
ニルキューブでのインターネット通信には、基本的に無線LANをご利用いただいています。会議室でも無線LANは使用できますが、ルータ設置場所との間に壁やパーティションがあるので、ワークスペースと比べて通信がやや不安定になることがありました。
会議室で有線LANを利用したいというご要望があったときは、ルータから長いLANケーブルを這わせ、会議室のドア下から入れて使っていただいたこともありましたが、オンライン会議なども増えているので、会議室で有線LANを簡単にご利用いただけるよう、有線LANのジャック(差込口)を設置することにしました。
会議室に有線LANのジャックをつけるには、ルーターから会議室までLANケーブルを敷設する必要があります。ルータから会議室までの配線は、天井裏を通すことにします。この間は、天井裏の見通しもよく、特に問題なさそうです。
会議室の天井から有線LANジャックまでの配線は壁内にしたかったのですが、造作壁(石膏ボード)と構造壁(コンクリート)の隙間がせまく見通しもよくない上に、間には断熱材も入っています。配線用のCD管なども通っていなかったので、壁内配線は諦めて、露出配線にすることにしました。
おおまかな方針が決まったので、必要になる部材や工具を揃えます。
(つづく)