2020年7月3日金曜日

吸音ボードをDIY - クロス選び&クロス巻き編 -

前回の続きです。

吸音材には吸音ウールを使うことにしましたが、むき出しで設置するのも味気ないですし、汚れがついたり繊維が飛び散ったりするのも防ぎたいので、クロス巻き(吸音材を布でくるむこと)をすることにしました。

既製品の吸音ボードで使われているクロスは、単色でマットな感じのものが多いので、せっかくDIYするなら、もう少し違った雰囲気のものにしたい。。でも、マリメッコのような柄だとニルキューブの雰囲気には合わないし。。

さらに、ここでもコロナの影響で希望の布の在庫がなかったり、販売自体が休止していたりして時間がかかってしまいましたが、最終的に、CHECK&STRIPEさんのCHECK&STRIPEオリジナルやさしいリネンの中から無地4色と、nani IRO -Naomi Ito Textileさんのwild flower D _ 薄手リネン(黄色の水彩画タッチ)を選びました。

選んだ生地をもとに、写真を合成して雰囲気を確かめます。

実物ではありません(合成写真です)

やっとクロスも決まったので、こちらのサイトを参考にクロス巻きの方法を検討します。この手順ではガラスクロスを使っているので、クロス自体に厚みや張りがありますが、今回選んだクロスはもっと薄手で切った端からほつれやすいリネン(麻)なので、アレンジが必要そうです。

実際にプロトタイプを作ってみて、手順を調整します。

クロスの四角がほつれないよう、薄い接着芯をアイロンで貼ってから、スプレーのりで吸音材を貼り付けます。

プロト作成中
(この色のクロスは、本番では使いませんでした)

クロスの角に切り込みを入れて、


角を折りたたみながら、スプレーのりで1辺ずつクロスを貼り付けていきます。




実際に作業してみると、スプレーのりが飛び散るので、テーブルクロスを敷いた上にさらに紙も敷く必要があったり、アイロンも頻繁に使う必要があったり、作業環境を整えるのが思ってたよりも大変だったりと、わりに時間をとられました。

クロス巻きの手順も決まったので、あとは、ひたすら作成です。日にちをまたいで3日がかりで10枚貼り終えました〜!


いよいよ、クロス巻きした吸音材を壁に設置します。
つづく

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